断食とリバウンドの関係
断食を行うと短期間で体重を落とすことができるので女性誌などでも何度も紹介され、特に最近では若い女性を中心に「プチ断食」というのが流行っています。
ただ、断食で一時的に体重を落としたからといって、そのままスリムな状態をキープできるとは限りません。
場合によっては体重が戻ってしまったり、むしろ断食前よりも体重が増えてしまうケースも少なくありません。
断食は他のダイエットよりもリバウンドしやすいので、断食後の生活には気をつけないといけないのです。
断食がリバウンドしやすい理由には二つあります。
・脂肪が吸収されやすくなる
・断食後、暴飲暴食になりがち
断食で食事を制限している間、身体は飢餓状態に置かれています。
このため、断食後は飢餓状態を解消するべく食事の吸収率が非常に高くなるので、少しずつゆるやかに食事を増やしていく必要があります。
特に脂肪分の多いものを食べてしまうとすぐに体内に吸収されてしまうため、断食後にかえって体重が増えるという残念な結果に繋がります。
また、断食中には当然のことですがお腹がすくので、このストレスが原因で断食後に暴飲暴食に走ってしまう人が多くいます。
上でも述べたように脂肪を吸収しやすい状態で暴飲暴食をすれば、一気に断食前やそれ以上の体重になってしまいます。
せっかくの断食でリバウンドしないためにも、断食後には食事の仕方や生活習慣に注意して体重をキープしましょう。